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August 21, 2005

友好親善

  帰省で和歌山県は串本におりましたが、串本の沖合いにある大島に樫野崎という岬があり、そこにも立ち寄ってきました。

  トルコがまだオスマン帝国の頃、一隻の軍艦がこの樫野崎で座礁をして大変ピンチな状況に陥ったそうです。この時地元の皆様が乗組員救助に一肌脱いで、オスマン帝国からえらい感謝されたとのこと。樫野崎灯台の近くにはこの遭難の碑が建立されており、碑のそばにはトルコ記念館が設けられています。

  この軍艦はエルトグルルもしくはエルトュール号と発音するそうなんですが、遠く地中海からやってきて座礁してしまうなんてさぞかしつらい思いをされたことでしょうが、生き残ったトルコ海軍軍人は帰国の後に母国にて救助の模様をきちんと伝えたらしくていまだにトルコ国民にこの事件と救助の恩義を忘れていない方がおられるとのこと。なんとなくいい話だと思いました。

  いまでも新任駐日トルコ大使はこの記念碑に来て献花するという話も聞いたことがありますが、なかなかできることじゃないと思います。このような姿勢は見習わなきゃいかんなあ。

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Comments

いくつかのサイトを検索してみましたが、トルコでは小学生からこの事件を教わっているそうで。翻って、日本ではノルマントン号事件は教えてもこの事件は一切教えない。そんなに日本が良い事をした事実は教えたくないんでしょうか?>教科書執筆者&教師

Posted by: みほり | August 21, 2005 at 07:56 PM

こんにちはピエールです。
悲劇でありながら、
その後の友好の話は
心を打ちます。
イラン・イラク戦争の時の素晴らしい
話も是非、
下記フラッシュで。
「私たちは、エルトュール号の借りを返したに過ぎない。」

http://www.kokueki.com/swf/toruko.htm

Posted by: ピエール | August 21, 2005 at 09:09 PM

フラッシュ見ました。

感動しますね。

ピエールさん、どうもありがとうございます。

串本町ではやはり小学校で郷土史話として教えているのか皆さん大体が知っておられるようです。ウチの山の神も概要は知っておりました。

こういう話は、もっと知られても良いような気もします。

Posted by: マリゾ提督 | August 21, 2005 at 10:53 PM

他人から受けた恩義を忘れない、これ、重要やけどなかなか難しいんですよねえ。

個人レベルでも、国家レベルでも「本当の質の高さ」を表してるような気がします。

Posted by: きゅう太 | August 22, 2005 at 12:43 AM

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